美容室に限らず、どの商売をするにしてもコンセプトの設定は絶対に欠かせません。
なぜなら、コンセプトが定まっていないとお客様があなたのサロンに通う理由がなくなってしまうからです。
美容室の数がコンビニの4倍と言われている中、お客様にあなたのサロンを選んでもらうには、明確なコンセプトを示してメリットを感じていただかないといけません。
また、価値の高いコンセプトを提示していれば話題にも上がりやすく紹介にも繋がります。
今一度、この記事を読んでいただきコンセプトについて深掘りしていきましょう。
目次
コンセプトの設定
コンセプトを設定する上で必要になってくるのが、マーケティングです。
マーケティングとは、簡単に言うと「お客様が求める商品やサービスを効果的に提供する」ことです。
それの反対語でよく使われるのが、セールスです。
セールスとは、「必要としていないものを必要性を認識させて売りつける」ことです。
少し言葉が悪いかもしれませんが、わかりやすく言うと、
マーケティング→「相手が欲しがってるものを売る」
セールス→「自分が売りたいものを売る」
の違いです。
◎売り込まなくていい
◎商品やサービスを求める顧客が集まってくる
◎高くても価値を感じてもらえれば売れる
◎ダイレクトに顧客の心を鷲掴みにする
●セールスマンのスキルに左右される
●返品やクレームにつながりやすい
●売り込みを続けるとスタッフが疲弊する
●手当たり次第の顧客に声をかけないといけない
これらを比べてどっちの方が楽に高く、win-winの関係で売れるとおもいますか?
ここをきちんと理解しているかどうかで、戦略が全然変わってきますのでマーケティングは必ず押さえておきましょう。
自分のサロンの強みを考えよう
ここで先程のマーケティングを踏まえて、自分のサロンの強みを考えてみましょう。
そうすると、まず大前提となるのが「誰に売るのか?」を決めておかないといけません。
ターゲットをより明確に設定する事で、お客様が何を求め、何に価値を感じてくれるのかが見えてきます。
ターゲットの決め方
◎名前(仮)
◎年齢
◎性別
◎職業
◎家族構成
◎趣味や休日の過ごし方
◎年収
などを自分のサロンに来て欲しいお客様を決める事で実際のターゲット像が見えてきます。
もしイメージしにくいのであれば、実際にすでにあなたのサロンに通われている上客をターゲット像に設定しても構いません。
「誰でも来てください」という営業スタイルよりも、「こんな方に来てください」と絞って呼びかげる事でターゲットの心に刺さりやすくなります。
強みの見つけ方
◎自分が得意な事
◎ターゲットが抱える悩みの解消方法
◎自分がやってて楽しい事
◎マンパワーに左右されない事
◎他社がやってない、または出来ない事
◎成功他社のオマージュ
◎本当はやりたいけど、めんどくさくてやっていない事
など強みの見つけ方は様々ですが、一つ言えることは絶対に嘘はつかない事です。
誇大広告はクレームにも繋がりますし、なりよりリピートされなくなってしまいます。
もちろん、効果は個人差があるので100%の効果がでず、ムラが出たとしても誠実な対応を取れば問題ありません。
1回で効果を100%出そうとせず、リピートに繋げるために半年〜1年、2年、3年と先を見据えた戦略も経営としては非常に重要です。
悩みを持ったターゲットにとって、あなたのサロンが先生となるような強みが持てれば必ず経営は安定してきますので、今一度深掘りして考えてみてくださいね。
強みがわかると
自分のサロンの強みがわかると、こんな良いことがあります。
◎サロンの価値が分かるお客様が来てくれる
◎売り込まなくても自然と売れる
◎スタッフのセールス力に左右されない
◎クレームが少なくなる
◎集客やリピートなど経営上の数字が安定する
サロンの強みを決めて、しっかり発信する事でこれだけ経営において良い事がおきるのでやらない手はありません。
あなたも実際に自分のサロンの未来を想像してみてください。
◯自然とリピートに繋がる
◯売り込まない接客ができるようになる
◯毎月の売上に追われなくなる
◯単価の高いお客様ばかりが集まる
◯経営が安定すると休みも増やせる
こんな経営状態にする事は小規模サロンでも決して夢物語ではありませんし、実際に私の1人サロンでも安定した経営で週休2日制を実現出来ています。
まずは、勇気を出して第一歩を踏み出しましょう。
実際にやってみよう
コンセプトを設定するメリットをご理解いたりだけましたでしょうか?
もしあなたのサロンのコンセプトがブレていたり、設定が甘いと感じているのであれば今一度考えてみてください。
おさらいすると、
①ターゲットの設定
↓
②強みを洗い出し
↓
③コンセプトの設定
↓
④サロンへの落とし込み
という流れで実際に行動に移して小さい事からでもまずはやってみましょう。
知識(インプット)を持つだけでは現状は何も変わりませんので、必ず行動(アウトプット)するクセをつけるようにしてくださいね。
また、経営する上ではコンセプトだけでなく、「集客」や「リピート」の仕組みも必ず必要なので、出来ていない場合は押さえておいてください。
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